Q1 |
『このまちで暮らす会』の目的はなんですか? |
A1 |
一口で言うと、「できる限り住みなれた地域で、自立して暮らし続けるための生活サポート互助システムづくり」です。 |
Q2 |
「生活サポート互助システム」とはどういう意味ですか? |
A2 |
昔の農村では、田植えや稲刈り、屋根の葺き替えなどを村人がみんなで行う
「結い(ゆい)」という双務の助け合いがありました。
「生活サポート互助システム」は、これからの武蔵浦和の地域で、新しい都市型の「結い」を作り出そうというものです。 |
Q3 |
有償ボランティアと何が違うのですか? |
A3 |
生活サポートの基本は同じです。
違うのは、「電球の取替え、車椅子を家から出す、診察券を出す」などの小さな仕事を会員間で相互に行う、という点です。
専門的な知識が必要なことは協力会員の支援により、充実したサポートができると考えています。 |
このページのトップへ↑ |
Q4 |
なぜ、埼玉県との協働事業として行なわれるのですか? |
A4 |
埼玉県は今、介護保険を補う「共助の仕組みづくり」を県内全域に広げようとしています。
その考えは、私たちの「生活サポート互助システム」と同じです。
だから、平成20年度NPO協働提案推進事業として採択され、一緒に取り組みを進めることとなったのです。 |
Q5 |
どうして武蔵浦和に限定するのですか?
また、会員は、なぜ100人なのですか? |
A5 |
生活のサポートは、ひとつの生活圏で括るのが一番良いと考えるからです。
武蔵浦和地域は市民活動団体のメンバーが揃っていたので、先行モデル地域として選びました。
会員100人としたのは、「互助システム」として、顔の見える関係を維持するための規模です。
理想的には、学校の1クラス(50人)程度が良いのですが、会費が高くなってしまうので100人としました。 |
Q6 |
会費が月3000円は、高くないですか?
また会費は何に使われるのですか? |
A6 |
金額は決して安くはありませんが、公共料金なみというところです。
また、同居のご家族がいらっしゃる場合は、1家族分の会費となります。
高いか安いかは、必要なときに受けられるサポートによって、皆さんが判断されることと思います。 会費は、『このまちで暮らす会』の事務局の人件費と諸経費に使うもので、会員全員が割り勘で負担するものです。 |
Q7 |
サービスを受ける時に、更に1時間あたり1000円を払うのですか? |
A7 |
この会の「助け合いのシステム」は、お互いに1時間1000円の有償ボランティアを原則として考えられています。
そして同時に、1ヶ月に3時間「誰かのためにボランティアをする」ことを、会員間の合意事項としたいのです。
3時間のボランティアで、あなたの月会費3000円分が、あなたに戻ってくる仕組みです。 |
このページのトップへ↑ |
Q8 |
いろいろなサポートが書いてありますが、一番の目玉は何ですか? |
A8 |
事務局員が会員の皆さんと直接話し合う中で、相談などに丁寧に対応してアドバイスすることが第一の特長です。
そして二番目は、専門家の力を借りる必要がある時には事務局員がコーディネートをして、皆さんの望むサポートが的確になされるようにすることです。 |
Q9 |
地域通貨も使うのですか? |
A9 |
地域通貨は、商店街の人達を含め、できる限り多くの市民に関わってもらうための有効なツールと考えています。
はじめは、会員同士のサポート利用券(福祉通貨)として使用しますが、事務局の体制が整い次第、地域通貨の発行にも取り組みたいと考えています。 |
Q10 |
会員にならないとサポートは受けられないのですか? |
A10 |
はい、会員にならないと受けられません。
それは、お金でサービスを買うだけでは不十分だと考えるからです。
会員の誰かが困ったときに、「お互い様よ」と言って助け合える人間関係を作ることが何よりも大切と考えますので、ぜひ会員になっていただきたいのです。 |
Q11 |
専門家のサポートとは、どんな内容なのですか? |
A11 |
会員同士では、解決できない問題だと事務局が判断したとき、その問題について最適な専門家とのコーディネートを行います。
誰でも、初回の相談は、会員同士のサポートと同じ1時間1000円で受けられます。また、万が一トラブルが発生したときは、事務局が責任を持って対応いたしますので安心してください。 |
Q12 |
介護保険だけでは無理なのですか? |
A12 |
介護保険では、できることとできないことの
制約があります。
介護保険ではできない部分を補うためのサービスです。 |
|
このページのトップへ↑ |